☆ ハナヘナ入門
今回は、初めてハナヘナをされる方への取扱説明書になります
ハナヘナのメリット
- 100%傷みがない白髪染めになります
- ヘナの成分(タンニン)が髪をコーティングし、ハリコシが出る
- 化学成分が不使用なので、肌に安全
(植物アレルギーの方は稀に反応します・・・花粉症とは無関係)
当店推奨
♡ しっかりと白髪をブラウン色に染めたい場合は、絶対的に2度染めをお勧めしています
どういうことかと言いますと・・・ご説明します。
そもそもヘナ染めというのは、植物の葉(マメ科)から出る色素で染めていくものなんですが、100%天然のヘナはオレンジ色にしか染まりません。
では、どうやってブラウンにしていくかと言いますと・・・。
同じく100%の植物で青の色素をもつインディゴを重ねることで、自然な茶色(ブラウン)を出していくんです。
つまり、オレンジの上から青を重ねて茶色(ブラウン)にします。
次に画像でも説明させていただきます。
まずは1度ハナヘナのナチュラル(オレンジ)で染めます。
染めた後に一度流した状態 ↓
本当にきれいな真オレンジになります。
勘違いしやすいポイント
※ ちなみに、ヘナには脱色する力はないので、白髪の部分のみしか色は入りません。
黒髪は明るくできません(脱色出来ないので、髪を傷ませないのです)
そして、この状態(オレンジ)の上から今度は、インディゴ(青の色素を持つ植物)で染めていきます。
インディゴを入れて洗い流した後 ↓
ドライして仕上がった状態がこちら ↓
しっかり色が入ります 。
でも、よく見ると緑(ミドリ)に見えませんか?
そうなんです、実はこれもハナヘナ独特の特徴で、染めたては白髪の部分がオレンジだったりグリーンだっ
たりします。(正直、最初はビックリすると思います。)
グリーンぽくなってます・・・⇊
でも大丈夫です。
☆ 実は天然100%のヘナは完全発色に2・3日かかるんです。
どういう仕組みかと言いますと・・・。
時間の経過と共に空気中の酸素と絡み合って、酸化しながら発色していき、茶色へと変
化していきます!
♡ 一度経験してみないとわからないと思いますが、必ず茶色になります!!!
こんな風に⇊
いかがだったでしょうか?ここまでが、2度染めをして茶色(ブラウン)なるプロセスになります。
2度染めると言う事で、その分お時間もかかってしまうので、余裕を持ってご予約をお取りくださいませ。
当店では2度染めを推奨しておりますが、とはいえ時間も結構かかりますので、1度染めについても触れておきます。
1度染めの場合について
やはりお時間のない方には、一回染めも出来ます。
そのやり方は、ハナヘナ(オレンジ)とインディゴ(ブルー)の植物の粉を始めに混ぜて、それを染めていく方法です。
注意点
ただしこの方法で、ある程度茶色にすることは出来ますが、色味が薄くなってしまいます。
白髪にうっすらと色が付くイメージです。
白髪ぼかし程度でも良ければ、1度染めも可能ですので、ご希望の場合はおっしゃってください。
(※ 染まりが悪いと気にされる方にはオススメできません)
・ ここまで読んでみて、ハナヘナには興味あるけど、時間と料金が気になる方もいらっしゃると思います
当店では、安心・安全なものを長く使っていただきたいと言う気持ちがあります。
♡ そういった方へ当店では塗るだけハナヘナコースもご用意しております。
☆ ハナヘナを塗ってラップまでします。
そして、担当者の言う時間の後にお家で流してもらうコースになります。
※ ターバンや帽子をご持参くださいませ!! 詳細はお問い合わせください。
♡ シャンプー、ブローのお値段を引かせていただきます。時間のない方にお勧めです
勘違いしやすい効果
★ ヘナショック
ハナヘナ施術後は、髪がどうしてもキシキシしてしまいます。それは、カラーによる傷み
と勘違いしがちですが、そうではなく、むしろ、傷みで開ききった髪のキューティクルを引き締めてい
るという反応なのです。
ハナヘナの特徴でもある引き締め効果がもたらすもので、これをヘナショックと呼んでい
ます。
ハナヘナで思う事
ハナヘナはただの葉っぱです。
ただし、冒頭で記載した通り、この植物にしかない魅力的なメリットがいくつもあります。
人が草に合わせる。実はこれが、ハナヘナを使っていく中で大切な考え方になります。
「え?染まってなーい」ではなく、「草だし。こういうものよねぇ」と、そういう楽な気持ちで、ハナヘナ(草)のチカラを借りてみて下さいね!
※ちなみに「1本染まってないわ」と、気にされる方にはおススメ出来ません